グリーン・ブック or 女王陛下のお気に入り
アメリカ映画の発展を企図して、
その年の優れた映画と役者へ贈られるアカデミー賞。
今年は作品賞に『グリーン・ブック』が選ばれた。
▼あらすじを3行で
・白人の用心棒が黒人ピアニストに雇われる
・用心棒はコンサートツアーに運転手として同行する
・行く先々で差別されるピアニストを支え、絆を深める
グリーン・ブックというのは、黒人でも安心して利用できる飲食店やホテルを紹介するガイドブックのことで、黒人差別が横行していた時代に本当に存在したものらしい。
実話に基づく作品ということもあって、アメリカではその社会的なメッセージ性が評価されている。
日本でも絶賛公開中。観たい。
でも、僕はもうひとつ観たい映画があって、
グリーン・ブックとどっちを観ようか迷っている。
それは、作品賞にノミネートされながら
惜しくも受賞を逃した『女王陛下のお気に入り』。
▼あらすじを3行で
・18世紀初頭の英国宮廷が舞台
・病弱なアン女王に代わって宮廷を仕切る幼馴染サラ
・女王が新米の女中を気に入っちゃってサラが焦る
要するに、権力を巡る女の戦いを描いたもの。
大好きなエマ・ストーンが脇役を務めていて、
個人的にはめちゃくちゃ観たい。
でもFilmarksのレビューを見る限りでは
やっぱりグリーン・ブックのほうが評価高め…。
気持ちは女王陛下のお気に入りに傾いているんだけど、
グリーン・ブックのレビューを読むと迷ってしまう。
力強く背中を押してくれるような、
決定打になるような一言はないか…!
と思いながらレビューを読み進めていくと…
ありました。
「エマ・ストーンのおっぱいが見れる」
という端的かつ決定的なレビューが。
これはもう観るしかないでしょう。
劇場の大画面で。